ドンキで販売されているCBDは違法?今後の法律についてもご紹介します!

  • 2024.07.29

近年、CBD(カンナビジオール)の注目度が高まり、ドン・キホーテなどでもCBD製品が販売され、手軽に手に入るようになりました。

しかし、利用者の中には「ドン・キホーテで売っているCBD製品に違法性はないの?購入・使用しても大丈夫?」と、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

ドン・キホーテで売っているCBD製品は、日本の法律を基準として仕入れているため、現時点で違法性はありません

本記事では、ドン・キホーテで販売されているCBD製品の合法性と購入する際の注意点を解説していきます。

ドン・キホーテで販売されているCBD製品は違法なのか

 

ドン・キホーテでのCBD製品は、THCの含有量が基準値以下となっているため、現時点での違法性はありません

ここからは、ドン・キホーテで販売されているCBD製品の販売状況と照らし合わせながら、詳しく解説していきます。

ドン・キホーテのCBD商品の販売状況

CBD(カンナビジオール)は、リラックス効果やストレス軽減、睡眠改善などに効果があるため、年齢層関係なく人気を集めている商品です。

ドン・キホーテでは、このような需要に応えるため「CBDオイル」・「CBDグミ」・「CBDクリーム」などが主に販売されています。

ドン・キホーテでは、CBD製品が特設コーナーで販売されていることが多く、商品の説明や効果についてポップで表示されているほどです。

また、危険物質が見つかった製品は即回収、規制が変化したら告知をするなど、法律を分かりやすく周知しているため、安心して利用することができます。

日本の法律とCBDの合法性

日本でも人気のCBD製品ですが、ドン・キホーテで販売されているCBD製品の合法性が気になる方も多いのではないでしょうか。

日本では、CBD製品の合法性について厳しい規制が存在しているため、ドン・キホーテもその基準をしっかりと守っています。

特に、CBD製品に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は大麻の主要な精神活性成分であることから、THCの含有量によって日本では所持や使用が厳しく禁止されています。

そのため、日本国内で販売されるCBD製品は『THCが基準値以下である』ことが必須条件なのです。

ドン・キホーテでは、CBD製品が輸入される際にTHCが基準値以下ということを証明する書類が必要であり、これをクリアした製品のみが販売されています。

また、国内製造の製品についても、同様にTHCが基準値以下であることを確認する厳格な品質管理が行われており、厳しい審査に合格した製品のみを販売していることから、安全性が高く、法律的にも安心して購入することができます。

ドンキで買えるCBD製品の管理方法とは?

 

ドン・キホーテでは、利用者が安心してCBD製品を購入してもらうために、「製品の検査」「仕入れ先の選定」に関して厳しい品質管理を徹底しています。

製品の検査では、CBD製品が店舗に並ぶ前に第三者機関による検査を行い、THCが基準値以下であることを確認しています。
この検査によって成分の分析なども行われるため、不純物などが入っていないかという確認も同時に行っています。

また、仕入れ先の選定では、GMP(Good Manufacturing Practice)認証を受けている業者のみを選定しており、安心して利用できるよう徹底管理がなされているのです。

このように、品質の保証だけではなく、仕入れ先の透明性も保証されているため、ドン・キホーテではCBD製品を安心して購入する事ができるといえるでしょう。

ドンキのCBD商品を購入する際の注意点

 

利用者が安心してCBD製品を購入できるように、品質管理を徹底しているドン・キホーテ。

しかし、安心できる店舗でCBD製品製品を購入する際も、いくつかの注意点があります。

ここからは、安心して購入・使用するために注意するべきポイント3つについてご紹介いたします。

成分表の確認する

ドン・キホーテでも成分表を確認する管理がされていますが、購入する際に自分でも確認しておくことが大切です。

成分表には、製品に含まれる全ての成分が詳細に記載されていますので、危険物質や知らない成分が入っていないかよく確認するようにしましょう。

また、日本で禁止されているTHCなどの成分に対しては、THCが「0%」「non-detectable」と記載されていることが多いです。
購入前に明記されているかを確認することで、安心してCBD製品を利用することができます。

CBDの含有量

CBD製品の効果を実感するためには、自分に合ったCBDの含有量を把握しておくのも大切です。

一般的には、リラックス効果やストレス軽減を目的とする場合、1日あたり20mgから40mgのCBD製品が推奨されていますが、あくまで一般的な摂取量であり、効果の感じ方は人によって異なります。

CBDは依存性が低いですが、最初は少量から始めて、徐々に増やしながら利用していくことがおすすめです。

また、今後行われる法改正で、CBDの含有量について規制されることも考えられます。
製品によっては既に法改正に向けて自主廃棄を進めているブランドもあります。

自分の体に合ったCBD量を選ぶためにも、現時点での法律に合った製品を選ぶためにも、普段からCBD含有量を確認する流れを作っておきましょう。

販売業者(メーカー)の評判をチェック

CBD製品を選ぶ際には、販売業者の評判のチェックも欠かせません。

CBD製品を販売している業者の中には、透明性が不十分な場合もありますので、自分で販売業者を検索して評判を確認しておきましょう。

信頼できる販売業者は品質管理が徹底されており、製造過程や原材料の調達方法がHPで詳しく解説されています。

また、ネットなどの口コミを確認して評価が高い販売業者を選ぶことで、より安全にCBD製品を利用することができます。

第三者機関の透明性

CBD製品を購入する際には、原材料名を確認するだけではなく、第三者機関の検証の有無も忘れずに確認しましょう。

第三者機関の検査を受けている製品は、検査結果を表示している場合もあり、成分や安全性が確認されている証となります。

検査結果には、CBDの含有量、THCの有無、有害物質(農薬、重金属など)の検査結果が含まれていることから、客観的な証明にもつながります。

CBD製品を安心して安全に利用していくためにも、自分でも確認してから購入することが大切です。

今後、大麻の違法施用と所持に対する罰則が強化される

 

令和6年2月、大麻の不正施用に対して「麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)の禁止規定」と「罰則」が適用されるようになりました。

それに伴い、大麻の不正利用した際には施用罪として、最大7年の懲役刑が科されます。

また、大麻の不正所持、譲渡、輸入等に対する罰則も強化されたことにより、大麻所持の罰則が5年以下の懲役から7年以下の懲役に変更されました。

この「麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)の禁止規定」によってCBDの扱いはどうなっていくのでしょうか?

CBDとTHC製品の規制現在は「違法ではない」

先述のように、麻薬の規制が強化されたことにより「CBD製品は大丈夫?」と不安になる方もいるのではないでしょうか。

基本的にCBD製品は、麻薬成分ではない大麻草由来製品のため、違法とはされていません。

また、現在では市場流通品の監視指導が徹底されており、限度値や検査法は麻薬研究者免許を取得した業者等が行っています。

そのため、現在の規定では「違法ではない」というのが事実です。

今後違法になる可能性は十分ある

現在は違法ではないCBD製品ですが、今後THCの残留値によって規制の対象となる場合もあり、大麻規制が強化されたことでCBD製品の規制強化も変わりつつあります。

現に、2023年には規制が変わったことで、ドン・キホーテでも『成分規制により一部CBD製品の処分のお願い』が出されるほど、規制は移り変わっています。

このように「今は持っていても問題ないが、将来は違法となる」という場合もあるため、CBD製品を利用する際には規制の変更にも気を配るようにしましょう。

ドンキで買えるCBDは違法?違法になる?まとめ

ドン・キホーテで販売されているCBD製品は、現在は違法ではありません。

しかし、日本の規制は変わりつつあるため、使用や所持が違法になる可能性も少なからずあります。

THCの含有量などを規制内容と照らし合わせたり、関連情報を見たりなど、自分で把握しておくことが大切です。

また「ドン・キホーテで購入したから大丈夫」ではなく、成分表や販売元の情報、第三者機関の検査結果などを参考しながら、CBD製品を購入しましょう。