CBDの水溶液パウダーとは?特徴やメリット、使い方を解説!

  • 2023.12.06

リラックス効果やストレスの軽減を理由に近年話題のCBD。
グミやキャンディ、オイルなどCBDを摂取できる様々なアイテムが販売されています。

中でも徐々に注目されているのが「水溶性のCBDパウダー」です。

そこでこの記事ではそんな水溶性CBDパウダーについて、その特徴やメリット、使用時の注意点など気になるポイントを解説していきます!

水溶性と脂溶性の違いや、おすすめの使い方についてもまとめていますのでぜひ最後までご覧下さい!

CBDの水溶性パウダーとは?

 

CBD製品の1つである水溶性パウダーですが、どのような商品なのでしょうか?

水溶性CBDパウダーは文字通り、「水溶性CBD」と「CBDパウダー」の2つの要素からなる製品のことです。

まず、「水溶性CBD」についてですが、基本的にCBDは脂溶性(油に溶けやすい性質)の成分となっており、水に溶かすことは難しいです。
そこに特殊な加工を加えることで、水に溶けやすい水溶性へと変化させた製品が水溶性CBDと呼ばれています。

詳細は後述しますが、水溶性CBDには身体に吸収されやすいなどの様々なメリットがあります。

一方「CBDパウダー」ですが、こちらはグミやオイルなどと同じく、CBDを摂取する方法の1つです。
こちらについても、使い勝手の良さなどパウダーならではのメリットが存在しています。

以下ではそんな「水溶性CBD」と「CBDパウダー」についてそれぞれのメリットや特徴をより詳しくご紹介していきます!

水溶性CBDの特徴やメリット

 

水溶性CBDパウダーについて、まずは水溶性CBDという観点から特徴やメリットをご紹介します。

「水溶性」という観点は水溶性CBDパウダーを語る際の最大の特徴とも言えるポイントとなっています。

水溶性CBDとは?

水溶性CBDとは、本来は脂溶性であるCBDに特殊な加工を施して、水に溶けやすくした製品のことを指します。

加工方法はいくつか種類がありますが、一般的なのは「ナノエマルジョン」という方法です。

簡単に言うと、CBDの粒子をナノレベルまで細かく砕いて、水と均一に混ざりやすくする方法になります。

また、このように脂溶性の成分と水が溶け合っている状態を"乳化"と呼びます。
「ナノエマルジョン」では細かく砕いた粒子の表面に乳化状態をキープする"乳化剤"という薬品をコーティングしており、水に溶けやすく分離しづらいという状態を作り出しているのです。

原理としては、水と油が溶け合っているマヨネーズのようなイメージに近いと言えるでしょう。

メリット①|身体への吸収率(バイオアベイラビリティ)が高い

通常の脂溶性CBDは摂取された後、肝臓で作られる胆汁を使って十二指腸で油と合わせて乳化され身体に吸収されます。

一方水溶性CBDの場合はその過程が既に行われているため、体内へ直接吸収することが可能です。

また、粒子の粒が小さくなることで体内の組織と触れる面積が大きくなり、より吸収効率が高まります。

水溶性CBDオイルは一般的なCBDオイルと比較して約1.65倍、吸収率が高いと言われており、より効率的にCBDを摂取するなら水溶性の製品がおすすめです。

メリット②|即効性がある

吸収効率の高さと同じ理由で、水溶性のCBDは効果が現れるまでの時間も短いです。

脂溶性CBDに比べて1/3程度の時間で効果が発現するため、休憩中のリラックスなど、「今」効果を感じたいというタイミングでの使用に向いています。

メリット③|飲み物に溶かして摂取しやすい

オイル不使用でも水に溶ける水溶性CBDの場合、油との相性を考えずにあらゆる飲料と合わせて飲むことができます。

またペットボトルに溶かして持ち歩くこともできるため、コンビニで買った水にCBDを加えるなど、手軽にCBDを取り入れることが可能です。

CBDパウダーの特徴やメリット

 

ここまで水溶性CBDパウダーについて、「水溶性」の点から特徴やメリットをご紹介してきました。

ここからは水溶性CBDパウダーのもう一つの要素である「CBDパウダー」に注目して特徴やメリットなどを解説していきます。

CBDパウダーとは?

CBDパウダーは、大麻から抽出したCBDの成分を粉末にしたモノのことです。

オイルやグミに比べて摂取方法の自由度が高く、様々な方法でCBDを楽しみたい方におすすめできます。

また、市販のCBDパウダーの多くはアイソレートと呼ばれるCBDの純度が高い製品となっています。

メリット①|食べ物や飲み物と摂取しやすい

粉末状に加工されているCBDパウダーは、飲み物や食べ物に気軽に入れやすくなっています。

特に水溶性パウダーの場合は、油を含まない食べ物・飲み物にも溶けやすいため、コーヒーやプロテインなどと合わせて手軽に摂取することができます。

反対に、水溶性でないパウダーを使用する場合は、オリーブオイルに混ぜてドレッシングにする、バターコーヒーに入れるなど、油と合わせて摂取する必要があるため注意が必要です。

また、パウダーを直接口内に入れて摂取する方法も簡単でおすすめです。
その場合は、毛細血管の多い舌の裏にパウダーを乗せると、吸収効率がUPするためぜひお試し下さい。

メリット②|肌への塗布や吸引など摂取方法が多様

CBDパウダーの摂取方法は飲食物と合わせた経口摂取だけではありません。

CBDパウダーをシャンプーやクリームと混ぜて使用することで、CBDに含まれる鎮静作用による美容効果を期待できます。
中には既存のCBDクリームの濃度を高める目的で追加でCBDパウダーを使用する方もいるそうです。

なお、ご自身でCBDパウダーを混ぜたアイテムを使用する際は、手の甲などで一度試しておくとより安全にご利用頂けるでしょう。

またCBDの効果をより強く感じたい場合は、鼻から直接吸引するという方法もあります。

片方の鼻を抑えて、もう片方の鼻でゆっくりパウダーを吸引するというもので、鼻の粘膜から吸収されるため、即効性と摂取効率に優れています。

このように目的に応じた様々な使用用途があるのは、パウダーならではの強みです。

メリット③|安全性が高い

現在販売されているCBDパウダーの多くはCBDの純度が高いアイソレートと呼ばれるものになります。

CBD製品には一般に、アイソレート・ブロードスペクトラム・フルスペクトラムの3種類があります。

それぞれ大麻から抽出される成分が異なっており、詳細は以下の通りです。

アイソレート 大麻からCBD成分のみ含有
ブロードスペクトラム CBDの他にも大麻由来の合法成分を含む
フルスペクトラム 大麻草の全成分を含む
違法成分のTHCも含有

現状、アイソレートとブロードスペクトラムは合法となっており、安心してご利用頂けます。

特にCBDパウダーに多いアイソレートは、CBD成分のみが抽出されており、その他の成分がほぼ含まれないためより安全性が高いと言えるでしょう。

水溶性のCBDパウダーの使い方や摂取方法は?

 

さてここまで水溶性CBDパウダーについて、「水溶性」と「パウダー」のそれぞれの観点から特徴やメリットをご紹介してきました。

ここからは実際に水溶性CBDパウダーを使用する際のおすすめの摂取方法をご紹介します。

水溶性のメリットを活かすなら、飲み物がおすすめ!

水溶性パウダーのメリットを最大限活かすなら、飲み物に混ぜて摂取する方法がおすすめです。

通常のCBDと異なり油分の無い液体にも溶けるため、水や紅茶など油を入れたくない飲み物でも手軽に使用することができます

水溶性CBDパウダーを摂取する際に特におすすめの飲み物には以下のようなものがります。

コーヒー・紅茶

コーヒーや紅茶のように苦みのある飲み物は、CBD特有の苦みを感じにくいため、かなりおすすめです。

また、カフェインを含む飲み物と一緒に摂取することで、集中力の高まりを実感できるでしょう。

逆に一息落ち着きたい時は、デカフェのコーヒー・紅茶を選んだり、カフェインの含まれていないハーブティーと飲むことをおすすめします。

スムージー

スムージーも野菜や果物の風味がCBDの草っぽさを和らげてくれるためおすすめです。

また、朝CBDを摂取することで1日を穏やかに過ごすことができるため、朝食にスムージーを飲むという方は特にお試し下さい!

水溶性なら舌下摂取もおすすめ

摂取効率の良い方法としてお馴染みの舌下摂取ですが、水溶性パウダーの場合、口に粉が残る感覚が少ないため比較的快適にCBDをご使用頂けます。

適量を舌の裏に置いて、1分程度放置してから水などで飲み込むだけの手軽さも魅力ですので、ぜひ時間が無いときや就寝前などにお試し下さい。

水溶性のCBDパウダーを購入する際の注意点

さてここまで水溶性CBDパウダーならではのメリットを中心にご紹介してきました。

試してみたい!という方もいると思いますので最後に、購入・使用前に知っておきたい水溶性CBDパウダーを購入・使用する際の注意点をいくつかご紹介しておきます。

THCなど違法成分の混入に注意

大麻由来の成分には合法成分のCBDの他に、いわゆるハイになる要因とされるTHCと呼ばれる成分があります。

このTHCについては違法成分となっており、日本国内では所持が認められていません。

また、THCと類似・派生した成分として、HHCH、THCHなどの成分も規制対象となっているため、これらを含むと明記されている製品の使用は控えるようにしましょう。

先述のようにCBDパウダーの多くはアイソレート(CBDのみを含む)であるため、他の製品に比べて安心できますが、注意は怠らないようお気を付け下さい。

アントラージュ効果は期待できない

CBDにはその他の大麻由来の成分(カンナビノイドやテルペンなど)と合わせて使用することで効果が高まる、アントラージュ効果という性質があります。

しかしCBDパウダーの場合は、CBDのみのアイソレート製品が多いため、このアントラージュ効果はあまり期待できません。

もしアントラージュ効果を活用したい場合は、ブロードスペクトラム製品や、その他のCBDグミやオイルなどを使用するのがおすすめです。

信頼できるショップから購入する

CBD製品全般に言えることですが、購入は信頼できるショップから行いましょう。

第三者機関による成分分析表が掲載されているか、SNS上での口コミや評判はどうか、販売実績は豊富か、などの点がショップを見極めるポイントになります。

また、メルカリなどで個人が調合したCBD製品は特に危険性が高いため、購入を控えるようにしましょう。

水溶性のCBDパウダーとは?特徴やメリットを解説!|まとめ

今回は近年注目度の増すCBD製品から、水溶性パウダーについて特徴やメリットなどをご紹介しました。

水溶性のCBDパウダーは一般的な脂溶性CBDに比べて、吸収率・効果が現れるまでの時間ともに優れており、しっかりとCBDを感じたい方におすすめのアイテムとなっています。

また水に溶かして簡単に使用できるため、普段の生活に取り入れやすいのも魅力の1つです。

ただし、CBD製品は信頼できるショップからの購入が必須なアイテムですので、購入される際は口コミなどしっかり調べてからご購入下さい。